Acoustic Tour 2022 *Soundrops* 仙台ギグス公演 感想メモ

 

2022年06月04日（土）

Acoustic Tour 2022 *Soundrops*

ツアー初日仙台ギグス公演に参加しました。

レポートなどと言えるものではなく、参加後4日ほどかかったものの浮かれ状態の勢いで連ねた自分用感想メモです。入れ替え曲の妄想など、今となっては違うと判明している部分もありますが、そのままにさせてもらっています。

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オープニングアクトは風の香りと太陽さん

〈MC〉

まいど！から始まった関西弁風のMC。

♪蝶々結び

かおりちゃんは白地に紫系でエスニック柄のゆるいシルエットのワンピースに白いマクラメっぽいベストと、紫系の紐っぽいレースの髪飾りでした。

蝶々結び、久しぶりに聞いた！いい曲

♪今年いちばん風の強い午後

リゾートっぽい曲だなって思って、歌詞をメモってあとで曲名検索しようと思ったけど、このあとのMCで曲名教えてくれました。

観月ありささんの曲なんですね。開放的でロマンチックで少し切なく、少し懐かしい感じがかおりちゃんにとっても合う。

〈MC〉

♪あいかわらずなボクら

ノリさんサビから突然歌ってびっくりした。なんなら、かおりちゃんより声張ってたくらいノリノリで面白すぎた。B'zさんの曲と聞いてなるほど。

〈MC〉

♪別の人の彼女になったよ

なぜか序盤を2回聞いた気がするけどこれは何か夢を見ていたに違いない。

歌詞の生々しさがすごい。後半の歌詞と、かおりちゃんの切ない歌声が超合ってて素敵だった。

この曲、清竜人さんのミッドナイト・カバーソングというYou Tube動画で何回か聞いて気になっていたので少しびっくりしたし嬉しかった。

あっという間に風の香りと太陽の出番が終わり、小休憩を挟んで本編へ。

♪Never let you go

開幕の緊張感の中、最初のピアノが聞こえて、ああ、これはめちゃめちゃ聞きたかったやつ、1曲目にくるなんて。ん？あれ、ゆかりんどこだ…？となったんですが、スカートが巨大で、セットだと思ってた三角錐の布の上にゆかりんがいることを理解するまでに3秒くらいかかりました。頭の上に？が3つくらい出てたかもしれません。

Never let you go、境界が曖昧になる感じの曲だなと思っていて、現実なのか妄想なのか、この世なのかあの世なのか、今なのかずっと前なのか。浮遊感のある演出がはまってたし、曲調的にライブハウスと合ってるし、このときの気分の上がりようと言ったらどう説明していいか。

あいことば。が発売された直後に友人としたオンライン感想会で、ツアーの1曲目にNever let you goって見てみたいですと発言していたんですが、自分の想像を遥かに超えるかっこよさでした。

♪楽園巡礼 ～ Pilgrim of Eden 〜

これも聞きたかった曲。ワルツのリズムで物語の中へ誘われる感覚。

先月、松井五郎先生の個展にお邪魔してその帰り道は楽園巡礼をリピートしまくっていたんですけど、個展で出会ったたくさんの詩と世界観が自分の中ではこの曲とリンクしておりました。他にたくさんある松井先生作詞曲の中で他ではなくこの曲が結びついたのは、やや荒廃した世界にひとりでいるっぽい感じとか、孤独が惨めなものじゃなくて美しいもの感じられるとか、動けないでいる自分の心を俯瞰して見てる感じとか、詩にそう書いてあるわけじゃないけど、そういう孤高の美しさみたいなイメージを勝手に持っていて。

個展で感じた気持ちとリンクしつつ、ゆかりんの歌声を聞いて贅沢な気持ちでした。

♪砂落ちる水の宮殿

この曲の前に巨大スカート取ったんでしたっけ。途中でセット横の階段からゆかりんが降りてきてた気がします。

効果音みたいにドラムがｼｬﾗｼｬﾗｼｬﾗって鳴ったり、ギターはｷｭ～ｳｨって鳴ったりするの面白かった。

ここまでの3曲で、ゆかりんがまた新しい世界を見せて下さって感動だしかっこいいし、なんじゃこりゃ〜と驚きつつ、歌声や演奏、演出が素敵すぎて、新しい世界なんだけど戸惑いじゃなくて没入感がすごかったです。

AFTやTCのように明るい曲からはじまるのもゆかりんに会えた高揚感にはまって楽しいけど、今回のようなコンセプチュアルな始まりもめちゃくちゃ好きだなぁと思いました。

〈MC〉

♪ひとりあやとり

みんなでクラップして暖かいムードで、ゆかりんの歌声も明るかったような。悲しい歌詞だけど、柔らかい気持ちで聞いてた。

めりーさんのパートが超かっこいいことに初めて気がついた。

♪雨のパンセ

雨の歌、時期的に何か採用されるかもなぁ、なんだろうと思っていましたが雨のパンセだとは。フェスのときはラビさんの伴奏のみだったっけ。今回は1番からピアノとアコギで2番からみんな入る感じだったような。

ゆかりんの歌声がきれいで切なくて、心に残りました。「好きになった。ただそれだけ。誰にも言えない雨が降り続いてる。」なんて悲しくて美しい歌詞なんでしょうか。仙台から帰ってきてからずっと雨のパンセだけエンドレスリピートしてしまっている状態です。ゆかりんの歌の力がすごい。

〈映像〉

♪Luv Fanatic

黒いお衣装にチェンジ。胸元に赤いデザインが入っていたような…よく見えませんでした。

会場の雰囲気がガラッと変わった感じ。

ゆかりんの声がかっこいい＆美しい…。マイク持ってないほうのお手手の動きも美しい…。「わっかっるっでしょー？」のところのリズムめっちゃ気持ち良い

♪Passion Error

最初のドラムのカウントを聞いた瞬間、HITOME VOLTAGEかと勘違いしたけど、イントロの強めのピアノであ、これは、初めて聞く曲、確かPassion Errorだ！となりました。ピアノ終始かっこよかった。パンセのときと同じ楽器とは思えないくらい激しい感じ。すごい。

途中からノリさんのギターやばくなったですか。ﾃﾚﾚﾚﾚﾚﾚﾚﾚﾚﾚって激奏でゆかりんも振り返って見て笑ってました。

座って観てるのがある意味辛かった。オルスタでもう１回浴びたい。

♪ナルシスが嘘をつく

これもライブで初めて聞く曲だ！タイトルはサビで思い出しました。

ラビさんとギターの掛け合いが激しかった。ｴﾆﾓｱｰとかｶｳﾝﾀﾞｳﾝｰに合わせてペンラ落とすの気持ち良いけどやってる人自分だけだった。

Luv Fanaticからの3曲、ゆかりんと男爵が本当にかっこよくて、気持ちがめちゃめちゃ上がりました。

〈映像〉

♪BITTER SWEET HOLIDAY

衣装替え。

「おいでってして　ねぇ抱き寄せて」

のところ好き。

「指先触れたままあと少しだけ眠らせて」

の声が可愛すぎてとろけた。

ジャジーなリズムがアコステでの演奏で映えてかっこいい。ラビさんがKORGの小さいキーボードで間奏のシンセブラスみたいな音色のメロディを弾いてて、音がとても可愛かった。ﾋﾞｮｲｰﾝてしてた。

クラップも裏拍で揃って楽しかった。

もしかしてキャラメルと入れ替えだったりするのかな！？いずれにせよRAMさんに絶対この公演見に来てほしいなって思った。

♪ひと夏の秘密

ゆかたん…！？これは予想外！

前奏のエレピの音がこれまたかわいい。Bメロのﾃﾚﾚﾝﾃﾚﾚﾝﾃﾚﾚｰって会長が弾いてるのもかわいい。

よく見たらここのお衣装、ゆかたんぽさがある。セーラーカラーまでは行かないけど大きめの襟で胸元にリボン、全体的にアイボリーか薄いイエローだったのかな？めちゃめちゃお似合いで可愛かった。

ゆったりしたテンポに乗って幸せな気持ちに。

♪教えてヴィヴァルディ

ひと夏の秘密に続いてゆかたんキタ。

これもリラックスした雰囲気で我らのクラップも弾んでて、ああ〜なんて素敵な時間なんだ〜アコステライブって感じしてる〜ってなってました。

〈MC〉

♪未来の果てにEscort

イントロのストリングスがピアノで弾かれてるのめっちゃ素敵だった。

コールの「ゆ・か・り」はもちろん、「優しい目で〜」とかもはっきりクラップ揃って良かった。やっぱりこの曲は2019TCのことを思い出しちゃいますね。

夢を見たい一緒に、何もかもが特別になる…連れて行って次の未来へ…なんていい歌詞…合掌…となったところで間を開けずに次の曲が

♪Exactly

わーん、嬉しい！Exactly、男爵勢ぞろいのアコステ版を聞けて嬉しい。

高まりすぎて残念ながら細かいことは覚えていません…幸せだったことは確か。

ジャンプのタイミングがズレたか何かでゆかりんが歌いながら笑ってたの超可愛かった。何があったかわたしから見えず。

〈アンコール〉

ゆ・か・りのクラップが最初から高速で笑っちゃった。みんな気持ちが高ぶってる。

♪あのね Love me do

アコステアレンジでより軽快な印象になってゆかりんの可愛い声と切ない歌詞がマッチして素敵すぎました。

「ゆかりのことだけ好きだよずっと」忘れずに頭からクラップ入れられてよかった。このコール好き。

2014のクリスマスイブ発売で、個人的に初めて買ったシングルで、クリスマスっぽいシール付いてて可愛かったなぁ。あの頃よりゆかりんのこともっと好きだなぁ。本当に出会えて良かったって勝手に感慨深くなってた。

♪恋と夢と空時計

ライブで聞くのは初めて。うれしい。

「ダーリン」「パンーパパン(ゆーかり)」のところで、ゆかりんが耳に手を当ててみんなのことを見てくれる。

まだ声は出せないけど、こうやってゆかりんが我らとのやりとりをやろうしてくれるのが嬉しくて涙が出る。クラップを聞いてくれる笑顔が優しい。声が甘い。かわいい。こんなに楽しいのにもうすぐ終わっちゃうのがさみしい。

〈MC〉

鏡を見ながら歌うのと、おじさんたちが前にいて歌うのとは全然違う、と言って下さる。泣いてしまう。優しい。大好き。

終わるのやだやだのゆかりんで嬉しい。わたしもやだ。まだまだゆかりんのお歌とおしゃべり聞いてたい。

♪ケセラセラ

大ラスはケセラセラなんですね。前奏や間奏のブラスのところ、アコギで弾かれていておしゃれだった。

最後のナイショさんも上手最前で発生してた。おめでとうございます。

「あなたの恋にしてよね」って歌詞の絶妙な距離感が好き。こんなおしゃれな言い回しどうしたら思いつけるんだろうと今さら思ったり。この曲、短くてあっという間に終わってしまう。幸せだけどさみしい。

マイク無しで「ありがとうございました」、小さい会場だから一階最後列まではっきり聞こえてました。

男爵が退場後、全員にお手振りしてくださって、自分のターンじゃないときもこのお手振りの時間って多幸感に包まれてる。この幸せはこの空間にしかないなぁとしみじみ。

最後のMCでは「みんな本当に元気でいよう。ゆかりも元気で生きていきます。」とのことでした。元気でいよう。

MCでおっしゃってたメリーさんが大変な曲ってなんだったんだろう？

わたしの席からあんまり見えなかったのもあるけどちゃんと聞けてなくてもったいない。

初日だし、ゆかりんが緊張しないようにあたたかい雰囲気を出していきたいとライブ前は思っていたけど、蓋を開けてみてればゆかりんにこちら側の緊張を気遣ってもらって、ただ楽しく過ごしてしまいました。かなわない。

AFT仙台公演のときは、誰にも会わず直行直帰だったことを思うと、今回は友達と牛タン食べたり日本酒飲んだり出来てありがたかった。

また仙台でゆかりんのライブが見れたら嬉しいし、いつか青森でのライブがあったらと夢見ております。